1Q84を読んでるのは女子か、男子か? [泡]

ぼくの本姓はOではなく、SかTのどちらかのはずだった。が、Oになった。必然か偶然か、Oにつながる代々の墓へはほとんど行ったことがない。何年に一度か、十年に一度くらいか。そこはいつも小さな穴であり記号(.)に過ぎなかった。
かわりにTの親元にはよく連れられて行った。Tはなにしろ山寺の娘だったから。

住職はいつも空虚な本堂で木魚を叩き、Tの母はいつもお経か念仏をぶつぶつ呟いていた。そこすら音だけがよく響く小さな穴だった。
それに比べてはるかに巨大な空虚であり記号(.)である皇室というものに向き合うのは相当な勇気がいる。北野武は早々と降参してる。村上春樹という作家の真髄はそこに立ち向かっているところにあるんじゃないかと前々から思い、けっこう気になり読んできた。

今回の1Q84のBOOK 3も気になって読みたいんだけれど近所の本屋では手に入らない(品切れなんだろう)。注文すれば別だけどそこまでする需要はオイラにはない。
またaoiさんや星笛さんの杖というか箒にのせられてしまっただけ。
ただ、Sの素性がいまだによくわからないボクとしてはそのあたりの展開に興味がある。
だれか読んだ方がいたら感想を聞かせてほしい今日子の心だ。


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