LPの夢現4 [夢ログ]

日が沈む頃、叔母の洋館に到着した。はずだった、が、えー?
ない。あとかたもない。なーんにも、ないうえお
記憶にあった洋館が忽然と消えていたのだった。

一帯は原っぱのような、がらんとした公園を装ったような広場になっていて、かつて梅の木や菜園があったはずの川岸にはよしが茂り風に吹かれているだけだった。

川の手前、というよりよしに向かって、申しわけのようにベンチがありアベックが戯れあっていた。なんでこんな殺風景なところで、と興味本位にさりげなく顔をのぞいて驚いた。

子どもの頃はこの洋館が恐れと好奇心の読み物だったことを思いだした。
いまにも怪人二十面相や黄金バットが現われそうな不気味さにおののいたり、ときめいたり、
子どもにとってはそんな妖館、お化け屋敷だった。

わたしは唯物論者だからと、平静を繕うOzでした。つづく、もか
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コメント 2

jinbei

探し物を見つけようとして
違う探し物を見つけておりますね(笑)。
最近は言葉遊びがお気に入り?
関係ないけど東京にはマトモなオトナはいないのかーい?
これでよいのかい、トウキョウ?と
都知事選の4人を眺めて思うのですけど……。
by jinbei (2007-03-04 20:08) 

Oz

う〜m、そうもいえる。汗;
by Oz (2007-03-05 01:24) 

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