LPの夢現3 [夢ログ]

やっとお目当てに辿り着いたときは半日過ぎていた。
見当がついてしまうと、こんどはいろいろな指揮者、演奏者のバージョンがあって選択に迷うほどだ。なのに、アンセルメは、ああアンセルメちゃんは、ない。ない。なんでない?

ジャケットに、ヨーロッパの古い城のような凝った屋敷のような写真をデザインしている一枚があった。それを見て、はたと思い出したのだった。
記憶から抜け落ちていた引越し先のこと。一時期、叔母の家にやっかいになったこと。

叔母の家は江戸川のほとりにぽつんと佇む古い洋館で、子どもの頃から親に連れられ静岡の片田舎からよく遊びに行ったものだった。長じて、ほんの数ヶ月か世話になったことがあるのだがその記憶を忘れていた。
ん?あそこじゃないか、記憶を置き忘れてきたのは。
他に格別予定もないので久しぶりに訪ねてみることにした。幸いというか災いというか市川には知己もいることだし。

と急転直下、踵を裏返して総武線方向に向かうOzでした。つづく、か
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

LPの夢現2LPの夢現4 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。