人を食った話(つづく、フォークロア) [泡]

またひとつ年を食ってしまった。
年は食いたくないものだけど食わされちゃうんだから仕方ない。食ったところでなんの足しにもならない。食わずにパスできないものかと。

そしたら人を食ったらいいらしいよ、と口元でウィンクされた。
ほんとうに人を食ったら洒落にならないが、開高健によれば、中国のフォークロアというかエピソードには喫人の話がやたらと多く効用もあるらしい。じつは原書がある。篠田統「中国食物史」(柴田書店刊)。そこからの引用でかなり怪しく人を食った伝聞だけど、いくらか御利益をいただいた、気がする。

トリスを飲んでハワイへいこう、って煽ったのはサン・アドの同僚だった山口瞳だけど、開高健は人を食らって世界へいこう、と励んでたんじゃないだろうか?
広告という生業と小説という本命を併せ食う器量。それは詩人の世界にもある、あった、というかけっこう多かった。このa Happy BlogのIさんやFさんもそうだ。

年を食ったおかげで、かつてサン・アドでデザイナーをやっていたkさんと詩人のFさんと飲んだ。喫煙をやめるつもりはないが禁煙のふたりを前にしてどうしたらいいか尋ねてみた。そしたら、食べちゃえ、って

トリスを飲んで菊花賞10-2-3か15

で、大敗を食らった。買わないでよかった。24日15時45分

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